2018/12/05 11:39
Stella Bridal Blog編集部がお届けする、参考になる海外でのウェディング事例のシリーズ。
今回は天使みたいな小さな子どもたちが披露宴にも参加して、たくさん遊んで、大人も楽しめる。そんな海外ウェディングレポートとともに、そこから見える子供に対しての向き合い方の違いもご紹介します。
日本ではあまりありませんが、海外のウェディングでは、子どもたちがはしゃいでいる様子をよく見かけます。
ガーデン・カクテルや披露宴では、子どもたちが遊んでも大丈夫な会場の構成となっています。
そして先日、素敵なウェディングに行ってきました。なんとちいさな子どもたちのテーブルは、大人たちと別のお席!
そのテーブルデコレーションもかわいいものでした。
ゲストが会場に入る頃には、その小さなテーブル席にはケーキポップや可愛く飾り付けされたフィンガーフードなどがお皿の上にすでに乗っています。
(ケーキポップのイメージ▲)
飽きっぽく席にちゃんとついて食事しない子どもたちのために、食べたい時に食べられる、優しいアイデアですね。
日本でもお子さん用に、おもちゃやお菓子が入ったギフトを席にセットしておく..という事も見られます。
机の上には、カラフルなストローのついたガラス製の「大きな取っ手付きのマグ」!
蓋がついているから、持ち歩くこともできて、ストローの穴がしっかりついているので、倒してもこぼれにくいのですね。
思いっきり外で遊んでいい海外のウェディングは、ずっと席におとなしく着いていなくてもいいので、子どもたちは中庭で大きなボールで遊んだりして楽しみます。
子供たちのお席は、外にアクセスしやすい場所。
会場に飽きたら、外に自由に遊びに出られるリラックス・ムードです。
披露宴の間、子供たちの元気が過ぎて、席でじっと「良い子」にして、おとなしく座っていられないというのは良くあること。
親御さんの言いつけを聞かないやんちゃなお子さんでも、ご両親がハラハラ見守る必要がないので、良いアイデアですね。
そもそも、子供たちのお席は両親から離れたところに設けてあるのですが、海外ではこんなふうに子供は早いうちから、「自立」を学ばされます。
教育のやり方が、日本と違って「禁止」「親の言いつけを守る」ということを中心に行われるわけでなく、「自由」や「独立」を主にするので、子どもは早いうちから、「何が起こっても平気」という強さを身につけます。
一度、バカンスで向かった山で、家族からはぐれた子どもと話したのですが、自分のバンガローの前で、「ここにいれば、そのうち、帰ってきて見つけてくれるんじゃない?」と、けろっと一人でボール遊びに出かけてしまいました。
よく知らない場所で一人になっても、全く不安じゃないんですね。面白いです。
もちろん、全く放任するわけでなく、お子さんたちを見守るベビーシッターさんは雇われているので、ご両親も披露宴をのんびり楽しめます。「常に子ども中心」の日本とはかなり違います。
こんなふうにとても自由なため、ちっちゃいお子さんが、ミュージシャンやシンガーが歌ったり踊ったりしているのを、ステージの前に行って、じっと見つめて真似してみたり、新郎新婦の元に行って大人のマネをして祝福の言葉をかけてみたり。
微笑ましく、子供たちにとっても楽しいウェディング。
そういった雰囲気が作られているので、小さなお子さんが会場ではしゃいでいても、ゲストとしても全く気にならないのがいいですね。
それでも、さすがに深夜になる前に、ベビーシッターに連れられて、ちっちゃいお子さんはパパとママと離れて、全員が先にホテルに引き揚げます。
子供のことを気にせずにパーティに参加できるこのシステムを、日本でも実現でると素敵ですね。
普段から、夫婦がデートのような外出ができるのも、同じくベビーシッターが子供たちを見てくれるから。
欧米では、幼い子供を一人で家に残してお留守番をさせたり、保護者の付き添いなしで登下校させたりするということが禁じられているのですが、むしろこんなふうに親子が別々に過ごす機会が子供の自立を促すのだと思います。
Let’s Enjoy Your Wedding!
皆様もお子さんをお連れのゲストもリラックスして楽しめるような、素敵なウェディングをプランニングしてくださいね!
Stella Bridal
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